グローバルオーディション番組『BOYS PLANET2』(通称ボイプラ2)が話題を集める中で、制作陣と韓国芸能事務所WakeOneの関係に対して、一部視聴者から「公平な審査が行われているのか?」という声が上がっています。
CJ ENMとWakeOneの関係とは?
ボイプラ2の制作を手がけるCJ ENMは、韓国最大手のエンターテインメント企業であり、音楽・テレビ・映画など多くの分野を手がけています。そのCJ ENMの子会社として設立されたのが芸能事務所**WakeOne(ウェイクワン)**です。
つまり、「番組制作会社の子会社が事務所として参加している」構造になっており、視聴者の間では「事務所による優遇があるのでは?」という懸念の声も出ています。
センターを務めたキム・ゴヌは“WakeOne練習生”だった?
特に注目されたのは、キム・ゴヌさんのケースです。番組では「一般練習生」として参加していましたが、放送開始後、WakeOneの練習生であったことを事務所側が認めたのです。
ただし、WakeOneの説明によると、
「番組の応募・審査が進んでいた段階で契約を締結したため、事務所練習生チームとして参加するにはスケジュール的に間に合わなかった」
とのこと。
一方で、彼が初期段階からセンターに抜擢されていたことや、練習着に事務所名の記載がないことなどから、優遇されていたのではないかという憶測が飛び交いました。
さらに過去のいじめ問題に関する告発がSNS上で拡散され、本人も謝罪文を発表するまでに発展。一部からは「炎上商法ではないか」という声もありましたが、真偽は明らかになっていません。
カン・ウジンもWakeOne所属だった
もう一人、「一般練習生」として参加していたカン・ウジンさんも実はWakeOneの所属。こちらはソロ歌手部門に属していたそうで、チームではなく個人での参加だったようです。
結果的に、キム・ゴヌさんもカン・ウジンさんも、現在はWakeOneとの契約を終了しているとの報道もあります。両者ともに「合意の上での契約終了」と発表されています。
最終デビューメンバーや契約内容は未定?
2025年7月の記者会見によると、
「最終デビュー人数や契約期間などの詳細は、現時点ではまだ決定していない」
とのこと。
この不透明さもまた、「番組の結果がすでにある程度決まっているのではないか?」という疑念を生む要因の一つとなっています。
■ 編集後記:実力者が叩かれるのは宿命か?
キム・ゴヌさんに関しては、そのビジュアルと才能に恵まれていたからこそ、目立ちやすく、妬みや攻撃の対象にもなったという側面があるのかもしれません。
オーディション番組において「公正さ」は常に議論されるテーマですが、見る側の感情や先入観もまた、評価に大きな影響を与えることを改めて感じさせられます。
今後、WakeOneとボイプラ2の関係がどのように整理・説明されるのか、そして参加者たちがどんな道を歩んでいくのか、注目が集まります。