2025年春ドラマとして注目を集めている日曜劇場『キャスター』。
第2話では、バレーボール界のスター選手とその専属トレーナーをめぐる違法賭博事件や八百長疑惑が描かれましたが、放送直後からSNSではある事件とのあまりにもリアルな共通点が話題になっていました—
それは・・・大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏による巨額横領・違法賭博事件。
今回は、『キャスター』が“リアルすぎる”と言われる理由を、第2話のストーリーと第3話の予告から掘り下げて考察していきます。
第2話のあらすじは?【ネタバレあり】
第2話で取り上げられたのは、国民的バレーボール選手のスポーツ賭博への関与と、的中率80%を誇るスポーツ賭博の予想屋「ALLAN」と繋がる八百長疑惑。
実際に違法行為に関与していたのは、国民的バレーボール選手・名和の専属トレーナーの今井だったことが明らかに。
トレーナーが選手の携帯を操作し、個人口座から金銭を送金するなどして横領。また、スポーツ賭博の予想屋として金銭を授受していた。
この構図、まさに…
大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏との事件との“リアルな符号”
大谷翔平と水原一平すぎる#キャスター pic.twitter.com/jD7OZ9MmD4
— Akira (@a_kr1205) April 20, 2025
ドラマ『キャスター』 | 現実の事件 |
---|---|
人気バレーボール選手 | 大谷翔平選手 |
専属トレーナーが巨額送金&横領 | 専属通訳が違法賭博&巨額送金 |
世界大会のトーナメント中に発覚 | 開幕戦後に問題発覚 |
この偶然とは思えない多くの一致に、多くの視聴者が驚きを隠せず、
「これ絶対、水原一平がモデルでしょ…」
「専属トレーナーの髪型も一平氏に寄せてる気がする」
などと、X(旧Twitter)を中心にトレンド入りするほどの話題となりました。
第3話予告に見える“STAP細胞”の影─モデルは小保方さん?
さらに、第2話のラストで流れた第3話の予告映像に注目が集まっています。
- 若き女性研究者が「再生医療の大発見」を発表
- ところが、その研究成果に疑義が持たれ、バッシングへ
- マスコミに追い込まれ、孤立する彼女の姿…
これを見て、多くの人が思い出したのが、2014年に日本中を騒がせたSTAP細胞問題と小保方晴子さんの存在です。
SNSではすでに、
「予告、完全に小保方さんのSTAP細胞の話じゃん…」
「次回は覚悟して見ないとツラくなりそう。。」
などといった声がSNSを中心に多く上がっていました。
『キャスター』は「時事×ドラマ」の新しい挑戦か
実名こそ出さないものの、ここまで“現実に起きた事件”と一致する構図で物語を展開するドラマは珍しく、
まさに今作『キャスター』は、“フィクションを通して現実を問いかける作品”として注目を集めています。
「メディアとは何か」「正義とは何か」というテーマを、視聴者に真正面から突きつけてきます。
阿部寛演じる進藤壮一の過去や亡くなってしまった官房長官の北大路欣也演じる羽生との関係も気になりますが、一話完結型の話題なのが視聴者にとっても見やすく、テンポ良いスピード感と予想外の展開が面白いので続きが気になりますね。
阿部寛演じる進藤壮一が一体何者なのか、楽しみにドラマをみていきたいですね!
まとめ:『キャスター』は“今の日本”を映す鏡かもしれない
- 第2話は水原一平事件を思わせる“金銭スキャンダルと裏切り”
- 第3話はSTAP細胞問題にインスパイアされた“メディアと科学の危うい関係”
- 主演・阿部寛さんの存在感が、こうした重いテーマを支えている
今後も、現実と地続きのフィクションを描いていくであろう『キャスター』。
次回の放送が待ちきれません。
